JR東日本高架下アロー

矢印はどの「一時避難場所」を指し示すのか?

渋谷JR高架下ギャラリー計画(実施2019年9月末) 渋谷駅周辺では発災時に、来訪者の方が一時的に退避する安全な場所を「一時退避場所」と呼ぶ。(青山学院大学・代々木公園) アートの矢印で防災への認識を高める「アロー・プロジェクト・2019」

参加者:ミック・イタヤ / しりあがり寿 / 伊藤桂司 / 小町渉 / 河村庸輔 / 植田工

Which "a temporary evacuation place" will this arrow show? Under roaded wall gallery plan around JR Shibuya (execute end of September,2019) "a temporary evacuation place" is the safe place at the time of disaster outbreak around Shibuya Station(Aoyama Gakuin University,Yoyogi Park) We raise recognition to disaster prevention by the art arrow project.『Arrow project・2019』

Participant:MIC*ITAYA / Kotobuki Shiriagari / Keiji Ito / Wataru Komachi / Kousuke Kawamura / Takumi Ueda

Follow the arrows、矢印をたどる。

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ミック・イタヤ / Mic*Itaya

ビジュアルアーティスト/VISUAL ARTIST 多摩美術大学卒。アーティストでありデザイナー。流麗な線で描く天使や女神たち、太陽や星の煌めきを愛する詩情豊かなフューチャーロマンティスト。 ミュージック、ファッションやミラー、照明器具のデザインなどでも知られている。 www.micitaya.com

Visual artist. Graduated from Tama Art University. In addition to being a painter, the multi-talented Itaya also produces graphic design, fashion, product design, art objects, and music. A “future romanticist”, he works to convey his message of beauty, love, and peace.


いつも歩いてる場所が自分にとってちょっと特別な場所になるのがウレシイ。 皆さんにとってもあの場所にあの矢印があってウレシイとなるとさらに自分ウレシイ。

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しりあがり寿 / Shiriagari Kotobuki

1958年静岡市生まれ。1981年多摩美術大学グラフィックデザイン専攻卒業後キリンビール株式会社に入社し、パッケージデザイン、広告宣伝等を担当。1985年単行本『エレキな春』で漫画家としてデビュー。パロディーを中心にした新しいタイプのギャグマンガ家として注目を浴びる。1994年独立後は、幻想的あるいは文学的な作品など次々に発表、新聞の風刺4コママンガから長編ストーリーマンガ、アンダーグラウンドマンガなど様々なジャンルで独自な活動を続ける一方、近年では映像、アートなどマンガ以外の多方面に創作の幅を広げている。

Born in 1958 in Shizuoka City, Japan. After graduating from Tama Art University with a major in Graphic Design in 1981, Shiriagari joined Kirin Brewery Company, Ltd. and worked on packaging design and advertisements. In 1985, he debuted as a cartoonist with the book Ereki na Haru, receiving attention as a new type of gag cartoonist whose humor centers on parody. Working independently since 1994, Shiriagari continues to release fantasy and literary series works and other works in a wide range of genres, including satirical four-panel comic strips for newspapers and long-form narrative manga, as well as underground manga. While continuing to release original work, in recent years he has expanded beyond manga into a variety of media, including video and art.


「逃げるのはあっち!」ということをシンプルに伝えたい。

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伊藤桂司 / KEIJI ITO

Born in 1958, Tokyo. President of Unidentified Flying Graphics. Kyoto University of Art and Design, Visiting Professor. Ito received a Tokyo ADC Award in 2001. Not only has he held numerous solo exhibits, but he also has taken part in international and domestic shows. His latest publication "LA SUPER GRANDE" (ERECT LAB.) is now available. The artist's interest spans to art direction and visual production as well. http://site-ufg.com/


「壁画が渋谷のポピュラーな存在になり、そしてプロジェクトの主旨が多くの方々に浸透し、有事に役立たず事を願っております。」

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小町渉 / Wataru Komachi

東京都出身ジャンルにとらわれない活動スタイルは国内外、幅広い層に支持を受けている。 近年ではガールズバンド[スキャンダル]ベスト盤 アートワーク、2017年 ロックバンド[ワンオクロック]Ambitions ツアー オフィシャルT-Shirtsデザイン、2018年オーストラリア[Private Projects]にてコラージュ展開催、2018年パリ雑誌[Double magazine ]アートワーク,2018年 銀座大型文化施設[プラストーキョー] VIPルーム アートワーク等 精力的に活動中。

Artist・Born in Tokyo・Live in Tokyo Komachi uses collage, painting, photography, and various other methods in his artistic practice to express current social climates and the buzzwords of our shared cultural vernacular with a distinct sense of playfulness. Still, his scope is not so wide as to be overwhelming, with a focus on how these phenomena become part of the everyday and banal. hope that viewers will enjoy Komachi’s humorous and incisive montages of information, language, and visual culture.


「向かう方向を示す道標になればいいなと思います。」

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河村康輔 / Kosuke Kawamura

コラージュアーティスト、グラフィックデザイナー、アートディレクター。 グラフィックデザイナーとして 多数のアパレルブランドにグラフィックを提供、コラボレーションTシャツを制作している。他にもライブ、イベント等のフライヤー、DVD・CD のジャケット、書籍の装丁、広告等のデザイン、ディレクションを手掛ける。コラージュアーティストとして、様々なアーティストとのコラボレーションや国内海外での個展、グループ展に多数参加。

graphic designer,Collage artist


街並みも人の流れも変わっていく渋谷でお茶を啜りながら「我々はどこから来て、何者で、どこへ行くのか」なんて月並みなことを想ってしまいますが、万が一の時には矢印の方向へ避難してくださいということですね。

At Shibuya, while I am drinking the coffee and watching the scenery and the people goes by , I just think. ”Where did we come from? Who are we? Where are we going?” Meanwhile, in case of emergency, we should evacuate in the direction of the arrow to survive.

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植田工 / Takumi Ueda

1978年 東京都生まれ。東京芸術大学卒業。(株)オリエンタルランドを退職後、科学者・茂木健一郎氏に師事しアーティストとしての活動を始める。2017年、独立。2018年、池上高志+植田工「マリア、人工生命、膜、魚」を青森トリエンナーレ、日本科学未来館に出展。

Born in 1978 in Tokyo. Graduated from Tokyo University of the Arts. After retiring from Oriental Land Co., Ltd., he studied under the scientist Kenichiro Mogi and began working as an artist. Become a freelance in 2017. In 2018,Takashi Ikegami and Takumi Ueda's collaboration art work "Maria, Artificial life, Membrane, Fish" was exhibited at Aomori Triennale and National Museum of Emerging Science and Innovation a.k.a. Miraikan.

渋谷宇田川架道橋下 壁面アート/ 高さ2m 幅22m

Break through your heart./心突き破れ

Break through your heart.
森本千絵
ハートは命を守る矢印だ。
ハートに命の証を入れに恋!
ハートに愛の証を入れに恋!
心に愛のタッツゥーを入れに来い。
桑原茂→

【デザイナー】森本 千絵 Chie Morimoto

株式会社goen°主宰。コミュニケーションディレクター・アートディレクター。 武蔵野美術大学客員教授。1999年武蔵野美術大学卒業後、博報堂入社。’06年史上最年少でADC会員となる。 ’07年goen°設立。NHK大河ドラマ「江」、朝の連続テレビドラマ小説「てっぱん」「半分、青い。」のタイトルワークをはじめ、 Canon、KIRINなどの企業広告、松任谷由実、Mr.Childrenのアートワーク、映画・舞台の美術、動物園や保育園の空間 ディレクション、キッズデザイン賞審査員、キネコ国際映画祭日本作品部門審査委員長、読売広告賞・毎日広告賞審査員など 活動は多岐に渡る。11年サントリー「歌のリレー」でADCグランプリ初受賞。伊丹十三賞、日本建築学会賞、日経ウーマン オブザイヤー2012など多数受賞。

JR東日本高架下アローデザイン 制作工程

【デザイン入稿】

・色づくり 原画の13色を、色見本を見ながら作成
・図面出力 等倍に原画を印刷

【落書き消し/やすり掛け/下地】

・事前にボランティア17名と落書き消し実施
・下地の食いつきを良くするため壁面にやすり掛け、高圧洗浄機で汚れ落とし
・白の下地材を壁面の全面に塗装

【下書き】

・等倍に印刷した原画を、カーボン紙で壁面に写し取る
原画がずれない様に、写し取るのがポイント
・赤いラインでデザインのフチを下書き

【着彩】

・13色を色見本を見ながら塗装。
ムラがでないように3度塗り

【コーティング】

・全面に落書き防止コーティング材を塗布
丁寧にローラーで塗布、強い溶剤の為、マスクとゴーグル着用で作業必須
・コーティングの塗り残しが無い様に細かい部分をチェックして完成

出来上がったら すぐに落書きが!!
落書き消し作業

7/30 落書きを発見 → 8/4 落書き消し作業
※民間のボランティア団体

関連リンク

渋谷キャスト前アロー

YUICHI HIGASHIONNA
ARROW TREE

アローの木 / 東恩納裕一

現代アートと公共(芸術)のマリアージュ(?!)

主に、ギャラリーや美術館で展示される現代アートと、今回のアロープロジェクトのように、目的・公共性を担うことが求められるパブリックアート、この2つは互いに相容れない対立するモノなのでしょうか?

現代アートの馴染みにくさは、従来的なモノの見方に“?”を提示する、評価が未確定の現在進行形だから、だと思います。が、そのベースにある関心が現代のすべてのイシュー(例えば、ジェンダー、環境、資本主義、eyc.…)にあるとすれば、必ずしも2つのアートが対立するとも思えません。と、ここで思い当たるのは、このテーマが、かつて言われた対立:ファインアートとコマーシャルアート、現代音楽/クラシックとポピュラー音楽、(ドメスティックには芥川賞と直木賞)etc.…の変奏のようにも思えることです。

これら2つを対立させる議論は、生産的とは思えず、むしろ、ここは、メトロポリンタンミュージアムでのコムデギャルソンの展示、20世紀日本を代表する現代音楽の作曲家が、世界的ポピュラリティーを獲得している映画音楽(“ゴジラ”)の作者であることに思いを馳せ、勇気をもらうこと、喝采を叫ぶことではないでしょうか。

図1 初期案、スケッチについて

設置場所も周囲の環境も不明な段階で最初に描いた妄想レベルのスケッチです。まず思い浮かんだ情景は、尋常でない事態が起きていることを暗示する、ブレながらも一方向を示す多数の矢印です。矢印は、避難先に急ぐ人々でもあり、数の多さは、イワシの群泳(集団で敵から身を守る)にヒントを得たアイデアです。

矢印の支持体ですが、渋谷駅周辺は緑が少なく、ここにさらに無機的な人工物を加えたくないという思いから、全体を(葉っぱのように矢印が茂る)樹木に見立てました。

この案のキーは、夜間大規模なブラックアウトを想定して、矢印自体を発光させることでした。“枝”に多数の小型ソーラーパネル、“幹”トップに風車(風力発電)、地表には床発電マットが描かれています。ソーラー発電はすでにポピュラーな技術ですが、今回特に、渋谷とも縁のある床発電―ベンチャーが開発、床上を人が歩くことで発電、かつて渋谷駅で実証実験が行われたーをぜひとも採用したいと思いました。

避難する人々自身が発電、矢印が発光、避難先を表示する!…、素晴らしいアイデアと思ったのですが、残念ながら、上記一連の発電システムについては、経費、現在の技術レベル、耐久性/メンテナンスのいずれの点からも課題が多く、やむなく断念せざるを得ませんでした。というわけで、このスケッチがそのまま実現することはありませんでしたが、最初に思い浮ぶ“妄想“には愛着が、非現実ゆえの魅力があります。“樹木”については、初期案を継承、実現することができ、嬉しく/幸運に思っています。

図2(最終模型、シミュレーション・イメージ)

“多数の矢印が茂る樹木”という案をベースに、思考を妄想から現実レベルへとシフト、さまざまに形状を変化させた20余の樹木模型を制作(周囲の植え込み、通行人も再現)、360度からの見え方を検討しました。 図2は、最終案(模型)を設営場所の風景に合成したイメージです。安全性・耐久性など現実レベルのさまざま課題をクリヤしてゆく作業は根気と忍耐を伴いますが、反面、妄想が現実となってゆく過程には期待と不安がないまぜとなったワクワク感があります。

初期妄想案と比較すると樹木もシンプルにデザイン化され、右側一番下の長い枝はソレ自体矢印としても機能します。また、幹トップにあって、クチバシが避難先を示す黒いトリは、自然災害を予知すると言われる鳥/動物のアイコンとして、私たちを見守ると同時に、デザイン的に樹木の三角形シルエットを引き締め/強調します。

最後に、この“アローの木”が、非常時における実際的な機能だけでなく、一時のやすらぎ、ユーモアをもたらすモノでもあることを願っています。

Gallery

清掃事務所壁面アロー

ENLIGHTENMENT
TUBE ARROW

渋谷アロープロジェクト / ヒロ杉山(エンライトメント)

渋谷区が世界にも類を見ない画期的な試みをスタートした、渋谷アロープロジェクト

災害時の一時避難場所の方角を示す「矢印」をアーティストに制作を依頼し渋谷の街中に設置するという。パブリックアートと一時避難場所への誘導のための標識との、二つの役割を果たす。命を救うアロープロジェクトの発案者、桑原茂一さんよりエンライトメントに光栄にも声がかかった。我々エンライトメントに課せられた課題は、渋谷の街の雑踏の中で、作品が埋もれてしまわない事、存在感を発揮して見る者の心に記憶として残る作品を作る事。そして方向を明確に示す事であった。

「矢印」を作品にするにあたって、はじめはとにかく目立つもの、渋谷の街の中に現れて違和感のあるものを作るうと我々はアイデアを考えていった。そのうち考えだす作品はどんどん矢印から遠くはなれていく事になってしまった。矢印をデフォルメしすぎて方角を見る側に認識させる事ができなければ、このプロジェクトの大きな役割を果たせなくなる。これはアーティストのコンセプトを全快に押し出したパブリックアートとは、ある意味考え方が違うものであるのではないかと思考の方向転換を行った。[矢印]本来の持つ記号としてのフォルムに立返る事にした。そしてどこまでデフォルメが可能なのか?どのラインを超えてしまうと矢印としての認識を失ってしまうかを探っていった。

渋谷アロープロジェクトの為に描かれたラフ案

巨大な鏡を壁に斜めに設置。通行人が映るようになっている。

正方形のパネルが音と共に発行する。下から上への流れを感じるパターンで発行する。

壁に鼻の立体物を設置する。

一本の金属の棒が地面に通っている

有機的な立体物に、色々な色のライトが当たっている

蓄光塗料、もしくはブラックライトで夜は矢印が浮き出る立体物。

カラフルなストライプの矢印が壁から発掘されたような立体物。

壁から抜き出たような三角形がゆっくりと色を変えながら発行している。

矢印が布に覆われている立体物をメタル調の彫刻で再現する。

いくつもの板が無造作に設置してある案。あるひとつの方向からみると、それらが重なり矢印に見える。

電光掲示板を組み合わせて巨大な電工装置を作る。下から上に流れる模様などを表示し、矢印の方向を示す。

ネオンで文字を作成。それらが矢印型になっている。

入り組みながらも一定方向へ進むチューブは、災害時に多くの人々が一時避難所へ避難する様子を表現している。CGによる光沢のある質感とマットな質感を組み合わせ街中に設置された時の違和感を作り出す事にした。次にホップな色彩を組み合わせ、防災という一見ネガティブになりがちなイメージから脱却していった。今後、この「矢印」だけが一人歩きしTシャツやトートバッグ、グッズ等に展開していき街中に大小さまざまな媒体にプリントされたこの作品が出現し、人々の意識に「矢印」が浸透していく事を想定した。そのためにファッション性も重視した。所々半立体のレリーフ状の構造になっているため、近くで見たときと離れて見た時では見え方の違いにより不思議な効果をもたらす。全長12メートル、渋谷区の管理するビルの4階部分に設置されている。遠くから見てもその存在感は圧巻であるし、矢印が示す方角は一目瞭然である。

最終候補案

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はじめはこの渋谷の街中に出現した「矢印アート作品」が、何のためのものか?どんな意味かおるのか?解らないかもしれないが、次第にこのプロジェクトが話題になりその「矢印」が示す方角の意味の重大さが、人々に浸透していくてあろう。矢印という記号は、全世界共通で一つの方向を見る側に認識させる働きがあるはずである。日本に来ている外国人の方にもその方角を示す意味は間違いなく共通認識できる。海外で出版される日本の旅行ガイドブック等にアロープロジェクトの記事が掲載されその矢印が示す方向の意味を理解していたら日本に来た外国人旅行客にも災害時に大きな役に立つ。このプロジェクトが渋谷区から始まり東京都23区へ広がり日本全国へ、全世界へと広がっていったらどんなに素晴らしい事か。

「命を救う矢印」素晴らしい。

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シブヤ・アロープロジェクトとは?

私がどうしても実現したかった
「シブヤ・アロープロジェクト」が始まりました。

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を控え、今後、さらに増えることが予想される外国人を含めた多くの来街者(在勤・在学者を含む区民以外の渋谷区を訪れる方々)の方への帰宅困難者対策が、渋谷区の喫緊の課題となっています。

区内の小学校や公園等は「一時集合場所」であり、一時的に様子を見る場所となっていますが、区民と来街者が利用するには十分なスペースではありません。そこで、特に渋谷駅周辺では発災時に、来街者の方が一時的に退避する安全な場所として、避難場所などを「一時退避場所」として定めることとしました。

これは一時退避という新しい考え方であり、来街者の方には、帰宅困難者支援(受入)施設が開設されるまでの間、安全に留まれる、この[一時退避場所]※1を知っていただく必要があります。そこで、一時退避場所を指す「矢印・サイン」が必要と考えました。しかし、本区の場合、画一的なサインを設置しても街の中に埋もれてしまいます。

それらの課題を一気に解決できないだろうか?よりシブヤらしくクリエイティブに解決するには?と考え、導き出した答えが、「矢印・サインをアート化し、来街者の方々の意識に残るようにすること」でした。
今年、区が共催し「シブヤ・アロープロジェクト実行委員会」が立ち上がりました。実行委員会は、渋谷区商店会連合会を始め、様々な組織の方に入っていただき協力をいただいています。

また、サインをアート化するにあたり、外部のクリエイターの力が必要だと考えました。「桑原茂→」さんが主催した“Rock n’ARROW”project※2に思いあたり、実行委員会でディレクターをお願いし、アーティストの選定やアートの選考等にご協力いただいています。

現在、このプロジェクトは着々と進んでいますが、スタートしたばかりですので、これから来街者の方に認識してもらえるように進めていきます。今後5年程度の時間をかけ、区内に多くの「矢印・サイン」を設置し、来街者の方々に知っていただけるようにしていきたいと考えています。知っていただくことが、もしもの時に、必ず役に立つと信じています。区内に[矢印・サイン]が増えていけば、[シブヤ=矢印]と認識されることで、[矢印・サイン]をモチーフとした「お土産」が生まれてきたりすることにも大いに期待しています。

渋谷区長 長谷部健

※1一時退避場所とは
「渋谷駅周辺地域都市再生安全確保計画」で、発災時の渋谷駅周辺の混乱を防止するため、来街者を中心とした帰宅困難者を[一時退避場所]へ誘導する「避難誘導計画」を策定。発災時に、一時的に退避する安全な場所として広域避難場所などを「一時退避場所」として定めた。
一時退避場所:代々木競技場屋外敷地、明治神宮【渋谷駅周辺地域都市再生安全確保計画から】

※2“Rock n’ARROW”projectとは
桑原茂一氏率いるCLUBKING主催。ジャンルを超えたアーティスト達による命を救う矢印(Rock n’ARROW)をTシャツで表現。災害時の矢印(避難誘導サイン)をブランディングする総勢61名が参加した寄付を目的としたアートプロジェクト。売上の一部は、アーティスト自身が自ら考え、選出した団体へ寄付される。


2017年8月未、遂に、その矢は射られた。

「一時退避場所」を指し示す→矢印をモチーフにした「命を救うアート」→渋谷の街へ→
3.11 私たちにできることは何か?

その問いかけから生まれたのが、この「命を救うアート」プロジェクトです。
私が Love&Peace の世代ということもあり、Rock n’ARROW と名付けました。

このプロジェクトの狙いは、参加したアーティストが継続的に創作活動ができ、しかも社会のインフラとしても機能するようなものでなければならない。 つまり、その矢(安全装置)を、心を揺さぶるアート作品へ昇華させることが出来れば、自ずと安全への意識は高まり、同時にアートへの関心も深まることで、社会生活に、ちょっぴり潤いを持たせることにもなるのではないか?あれから6年後の今夏、一度見失った矢が新たな目標を持って再び放たれました。これは、来夏30周年を迎える free paper dictionary 継続への最大のご褒美だと感慨一入です。

さて、この渋谷アロー計画は、五カ年計画で進めるそうです。
このアロー・プロジェクトが渋谷の未来を明るく照らす為にも、 free paper dictionary を続けていきます。

最後に、ハセベ ケン 渋谷区長に心よりの感謝を!

One More Arrow.

桑原茂→


商店会としても、渋谷らしい帰宅困難者対策は積極的に進めたい

日頃から多くの方々に来ていただいている商店会としては、もし災害が発生した時のお客様の保護や避難誘導が課題と考えていました。今回、帰宅困難者対策として、アートで避難誘導する取り組みは、実に渋谷らしく、来街者の方の誘導には有効であると考えられるので、商店会としても積極的に進めたいと思います。

また、様々な団体が参加する実行委員会方式で事業を進められるのであれば、行政主体の画一的なものではなく、自由な発想での取り組みが可能であると考えます。 今後も順次、この「矢印サイン」を増やし、災害時の避難誘導の一助とすることで、来街者の方にも、渋谷区が安全・安心であるということを認識していただければと思っています。

実行委員会委員長(渋谷区商店会連合会会長) 大西賢治

渋谷駅周辺地域都市再生安全確保計画


Rock n’Arrow Gallery

過去のRock n’ARROW”projectに参加したアーティストの作品紹介

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信藤三雄

photo居山浩二
photoRYAN CHAN
photo河原光
photoMADSAKI
photo尾関幹人
photo酒井景都
photohi-dutch
photo笠井爾示
photoroar
photobigboys
photopoemers
photoホンマタカシ
photopucchi
photo安田寿之
photostan_ao
photo米原康正
photokim_songhe
photo沼田元気
photoFreePets
photo田島一成
photoles_romanesques
photosalotezumo
photoprogressiveform
photoしりあがり寿
2今村圭佑
3平社直樹
4藤元明
photo若木信吾
photo久山 宗成 a.k.a ドナルド
photodevilrobots
photo新田桂一
photodj_maar
photo徳井直生
photochimpom
photo谷田一郎
photoenlightenment
photo石浦克(TGB.design)
photo綾小路翔
photoリリー・フランキー
photo伊藤陽一郎
photo井上嗣也
photo桑原茂一
photo小田島等
photo上出恵悟
photo鈴木シゲル
photo安斎肇
photoD[di:]
photo大日本タイポ組合
photoKANTA
photo夢一平
photo小林昭
photoハービー山口
photo伊藤桂司
photo珍しいキノコ舞踊団
photo金剛地剛志
photoミックイタヤ
photo柳家三三
photo千原徹也
photoCLOUD3
photo福井五大
photojam home made
photo峯崎ノリテル
photoRIMO
photo相馬章宏
photo白根ゆたんぽ
photo小野英作
photoMargaret_Howell
photo冨田哲司
photo永井祐介
photoEWAX
photo稲葉英樹
photo井口弘史
photo大原大次郎
photo野口路加
phototen_do_ten
photo古屋蔵人
photo前田晃伸
photo大川久志
photo渡辺明日香
photo小島淳二
photo島津由行
photoTERRY JONES
photoTYCOON GRAPHICS
photo飯田竜太

実行委員紹介

主催

シブヤ・アロープロジェクト実行委員会
委員長: 渋谷区商店会連合会 会長
委員: 渋谷駅周辺帰宅困難者対策協議会
渋谷駅前エリアマネジメント協議会
渋谷区観光協会
渋谷区医師会
渋谷区歯科医師会
渋谷区薬剤師会
東京青年会議所 渋谷区委員会
東京商工会議所 渋谷支部
東京渋谷ロータリークラブ
東京渋谷ライオンズクラブ

共催

渋谷区